厚生労働省発表
平成20年9月19日
建築物の解体等における石綿ばく露防止対策等検討会報告書について
厚生労働省は、労働者の石綿による健康障害を防止するため、事業者等に対し、石綿障害予防規則(以下「石綿則」という。)等の労働安全衛生関係法令に基づく措置の徹底について、監督指導等を行っているところです。
石綿ばく露防止対策については、引き続き、建築物の解体等の作業の実態、科学的知見の集積状況等を踏まえ、対策の充実を図っていく必要があることから、平成19年11月より、学識経験者による「建築物の解体等における石綿ばく露防止対策等検討会」(座長:名古屋俊士 早稲田大学理工学術院創造理工学部教授)を8回にわたり開催し、検討を行ってきました。今般、本検討会の報告書が別添(PDF:312KB) のとおり取りまとめられましたので、公表します。
本報告書のポイント及び検討会の参集者等については別紙1(PDF:110KB) のとおりであり、厚生労働省においては、本報告書を踏まえ、関係法令の整備について検討を行っているところであり、今後、労働政策審議会への諮問やパブリックコメント等の所要の手続を経て、改正省令等を公布し、速やかに施行することとしています。
また、本日付けで関係事業主団体等に対し、別紙2(PDF:134KB) のとおり、本報告書において指摘のあった事項について、可能な限り速やかに本報告書を踏まえた対策の実施を図ること等を要請しました。
(担当)
厚生労働省労働基準局安全衛生部
化学物質対策課長
榎本克哉
化学物質情報管理官
長山隆志
電話:03-5253-1111 内線:5515
夜間直通:03-3502-6756