【疫学情報】 地域における感染症実地疫学調査に対する実地疫学専門家養成コース(FETP)協力情報沖縄県におけるレプトスピラ症集団発生事例(平成20年8月~9月)2008/10/21

実地疫学専門家養成コース(FETP)運営委員会
厚生科学課 
結核感染症課 

沖縄県北部におけるレプトスピラ症集団発生事例に対して、感染症危機管理人材養成事業における実地疫学調査協力に関する実施要領(平成12年2月17日発)に基づき、実地疫学専門家養成コース(FETP)から研修員を派遣することになりましたので、ご報告いたします。

事件の概要:
平成20年8月上旬~9月にかけて沖縄県北部(名護市等)から、レプトスピラ症例が計
20例以上(重症例1例含む)
報告された。その大部分が若年成人であり、河川や池での遊泳やレジャーが感染の機
会として疑われている。レプトスピラ症の地域蔓延性、季節性などの長期的な視点を含め、感染リスク等を評価することが期待されている。

派遣依頼元:沖縄県福祉保健部

FETP協力事項:
●事例の全体像の把握
●感染源・感染経路の特定
●病原体診断のための連携
●行政対応についての提言

FETP派遣要員:
□□□□ (FETP9期生)
□□□□ (FETP10期生)
□□□□ (FETPコーディネーター)

調査日程:平成20年10月21日より

調査場所:沖縄県北部(名護市等)

公開日:2008年10月21日

カテゴリー: 感染症