【疫学情報】 地域における感染症実地疫学調査に対する実地疫学専門家養成コース(FETP)協力情報福岡県福岡市における医療施設内アシネトバクター感染症集団発生事例(平成21年1月28日より)2009/01/28

実地疫学専門家養成コース(FETP)運営委員会
厚生科学課 
結核感染症課 

福岡県福岡市における医療施設内アシネトバクター感染症集団発生事例に対して、感
染症危機管理人材養成事業における実地疫学調査協力に関する実施要領(平成12年2月17日発)に基づき、実地疫学専門家養成コース(FETP)から研修員を派遣することになりましたので、ご報告いたします。

事件の概要:
平成20年10月?~平成21年1月にかけて福岡県福岡市の医療施設から、アシネトバク
ター感染症例が計20例以上(死亡4名、事例との関係は不明)報告された。現状は不明であり、他施設へ転院となった症例もあり、さらなる事例の拡大も懸念されている。対策として、接触感染予防、コホーティングなどが実施されているが、院内での感染拡大の原因・経路等について疫学調査を予定している。

派遣依頼元:福岡県保健福祉局

FETP協力事項:
●事例の全体像の把握
●感染源・感染経路の特定
●病原体診断のための連携
●行政対応についての提言

FETP派遣要員:
□□□□ (FETP10期生)
□□□□ (FETP10期生)
□□□□ (FETPコーディネーター)

調査日程:平成21年1月28日より

調査場所:福岡県福岡市

公開日:2009年01月28日

カテゴリー: 感染症