【政府情報】 新型インフルエンザ対策関連情報(リレンザ(吸入)を使用する際、気をつけていただくこと)(平成21年5月11日)2009/05/11

リレンザ(吸入)を使用する際、気をつけていただくこと

リレンザは、一般的には安全な医薬品ですが、頻度は低いものの様々な副作用を生じることがあります。吸入薬のため、気管支喘息など、呼吸器に病気のある人は注意が必要です。喘息用吸入薬を併用する場合、喘息用の吸入薬を先に使用する様にして下さい。その他、以下に副作用を疑う際の留意点をまとめましたので、使用開始後になんらかの異常を感じた際の参考にされますようお願い申し上げます。

・次のような症状に気づいたら、使用をやめて、すぐに医師に相談してください
顔や上半身の紅潮・熱感
皮膚のカユミ、蕁麻疹、口唇や舌・手足の痺れ感
むくみ、吐き気
顔面蒼白、手足が冷たくなる、冷や汗
息苦しさ・胸苦しさ

・次のような症状に気づいたら、早めに医師に相談してください。
頭痛、手指のしびれ感、不眠症
下痢、悪心、嘔吐、食欲不振
咽喉乾燥、口乾、口内炎
舌あれ、味がおかしい
胸がどきどきする
発熱、発汗、首が痛い、背中が痛い

・他にも何か変だなと感じたら、医師または薬剤師に相談してください

参考
1)リレンザ添付文書 http://glaxosmithkline.co.jp/medical/medicine/item/relenza/relenza.pdf

詳細については、下記のページをご覧ください。
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/medical/090511-02.html

(参照先)
厚生労働省健康局結核感染症課