【管内情報】 【保健所健康危機管理事例H20】食中毒の発生(岡山県備前保健所)

食中毒の発生

〔作成者〕岡山県備前保健所

〔発生年月日〕2008/01/04~終息日不明

〔概要〕
ホテル利用者から、家族が下痢をしているという通報が保健所に入った。調査したところ、1月4日の昼食、又は宿泊で、ホテルの食事を摂取した422名中159名が、1月4日から8日にかけて下痢・嘔吐等の症状を呈していたことが判明した。
 検便を実施した有症者61名中54名からノロウイルスが検出され、型不明の1名を除いてすべてGⅡ型であった。また、調理従事者14名中8名からノロウイルス(GⅡ)が検出された。
 保健所は、施設の主厨房を5日間の営業停止処分とした。
 さらに、施設の営業再開前に従業員の衛生教育を実施した。

〔患者/死者/負傷者〕
患者159名 死者0名

〔症状/被害状況〕
嘔吐、下痢