基安労発第0619001号
平成21年6月19日
熱中症による死亡災害発生状況(平成20年分)について
熱中症の予防については、平成21年6月19日付け基発第0619001号「職場における熱中症の予防について」等によりその対策が示されているところであるが、平成20年における熱中症による死亡災害の発生状況を別紙のとおりとりまとめたので、関係事業場に対する指導等の参考とされたい。
熱中症による死亡災害発生状況
1 熱中症による死亡者数の推移(平成11~20年分)等
平成20年の死亡者数は、17件(前年比1人減)であり、その概要は別添1(PDF:145KB)のとおりである。
過去10年間(平成11年~20年)の熱中症による死亡者数の合計は193人であり、毎年20人前後の死亡者が発生している。
2 業種別発生状況(平成18~20年分)
過去3年間の業種別の発生状況をみると、建設業が多く全体の約6割を占めている。
3 作業開始からの日数別発生状況(平成18~20年分)
過去3年間の作業開始からの日数別の発生状況をみると、全体の約8割が1週間以内に発生している。
4 月・時間帯別発生状況
(1)月別発生状況(平成18~20年分)
過去3年間(平成18~20年)の月別発生状況をみると、7月及び8月に全体の約8割が発生している。
(2) 時間帯別発生状況(平成18~20年分)
過去3年間の時間帯別の発生状況をみると、午後2時から午後4時台の間に多発し、全体の約6割を占めている。
詳細については、下記のページをご覧ください。
http://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/anzeneisei34/index.html
(参照先)
厚生労働省労働基準局