各国別海外感染症情報
説明 情報源:WHO
地 域:全地域
国 :全世界
感染症:新型インフルエンザ
病原体:H1N1型 新型インフルエンザウイルス
内 容:
2010年4月23日現在、世界中214以上の国や地域から17853例以上の死亡例を含む新型インフルエンザの確定症例が報告されています。
現在、新型インフルエンザが最も流行している地域はアフリカ西部・中部ですが、東南アジア・中米では今もなお感染が発生し続けています。北・南半球温帯地域では新型インフルエンザの活動性は低いままです。季節性B型インフルエンザは多くの地域でますます検出数が増えており、今では東アジア・中央アフリカ・北ヨーロッパ・東ヨーロッパにおいて主に流行しているインフルエンザウイルスとなっています。中米でも少数ですがB型インフルエンザウイルスが検出されています。季節性H3N2型は南アジア・東南アジア(主にインドネシア)でまだ検出され続けており、西アフリカや東ヨーロッパのいくつかの国々においても散発的に報告されています。
ヨーロッパでは、ほとんどの国において呼吸器疾患の報告数が少なくなっており、検体のわずか6.8%がインフルエンザ陽性です。今週になってB型インフルエンザの検出数がA型インフルエンザを超えました。東ヨーロッパにおいて、季節性H1N1やH3N2型の散発的な検出が報告されていたことに注意が必要です。
※詳細については、添付ファイルをご覧下さい。
(情報提供)
関西空港検疫所
FORTH(海外旅行者のための感染症情報)