【保健所健康危機管理事例H21】
焼肉チェーン店で発生したO157食中毒①
〔作成者〕
世田谷区世田谷保健所
〔発生年月日〕
2009/12/25
〔概要〕
世田谷区内の焼肉チェーン店を3名で利用したグループのうち1名が、腹痛、下痢、発熱等の症状を呈し、医療機関を受診、医療機関で実施した検便からO157を検出した。同一系列店での発生症例について東京都と情報交換を行った。また、検出したO157菌株を東京都健康安全研究センターに依頼して精密検査したところ、、他の同一系列店で発生していたO157食中毒事件で検出された菌株と遺伝子パターンが一致したため、当該店についても食中毒と断定した。
〔原因/端緒〕
腸管出血性O157(Vt1、Vt2)
〔患者/死者/負傷者〕
患者1名
〔症状/被害状況〕
下痢、腹痛、発熱