【保健所健康危機管理事例H21】
サルモネラ菌による食中毒事件
〔作成者〕
浜松市保健所 浜北支所
〔発生年月日〕
2009/5/29~2009/6/8
〔概要〕
浜松市内の病院において、院内給食施設で調理された食事を喫食した入院患者が下痢、発熱等の食中毒様症状を呈し、医師の診断により食中毒と診断された。患者及び検食からSalmonella Enteritidisが検出され、これを原因物質とする食中毒であると断定した。
汚染経路については施設調査の結果、別日の調理で鶏卵混合に使用した器具の洗浄不足により、食品を二次汚染したことが原因と推定された。
〔原因/端緒〕
院内給食の「魚の冷製クリーム」がSalmonella Enteritidisに汚染されていた
〔患者/死者/負傷者〕
患者21名
〔症状/被害状況〕
下痢、発熱