【保健所健康危機管理事例H21】
黄色ブドウ球菌による食中毒事例について
〔作成者〕
久留米市保健所
〔発生年月日〕
2010/3/12~不明
〔概要〕
添付ファイル参照
〔原因/端緒〕
平成22年3月13日11時30分、大分県より、3月12日に佐賀県内の展示会で久留米市内の飲食店が調製した弁当を食べた参加者42名中10名が嘔吐、下痢等の症状を呈し、大分県内の医療機関を受診したとの連絡があったため、同展示会の関係者に調査を行ったところ、展示会の主催者は大分県の他、佐賀県、福岡県及び熊本県から参加した約500名に、久留米市及び福岡県域の同一法人系列飲食店8店舗に注文した弁当を提供しており、熊本県から参加したグループにも患者がいることが判明した。同日から、関係する飲食店を調査していたところ、3月15日に大分県の患者の便から黄色ブドウ球菌が検出されたため、食中毒事件として調査に着手した。
〔患者/死者/負傷者〕
患者39名 死者0名
〔症状/被害状況〕
腹痛、下痢、嘔気、嘔吐等