【海外情報】 【海外感染症情報】アフリカ(コンゴ民主共和国)出血熱 (平成22年7月2日)2010/08/05

各国別海外感染症情報

説明 情報源:WHO

地 域:アフリカ

 国 :コンゴ民主共和国

感染症:出血熱

病原体:不明

内 容:
 2010年7月2日現在、コンゴ共和国サンガ地域での疑い症例のうち1例から採取された血液検体は各種出血熱ウイルス(エボラ・マールブルグ・クリミアコンゴ出血熱・アレナウイルス)陰性でした。追加の研究調査が行われています。検体検査は、ガボンのFranceville国際医学研究センター(Centre International de Recherches M?dicales de Franceville:CIRMF)で行われました。他の3例の疑い重症例からの検体は得られていません。
 この疑い症例から得られた陰性結果は、急性出血熱のアウトブレイクが発生していたということや、今もなお流行しているということを否定するものではありません。保健省やWHO、その他の協力機関は、ヒトと野生生物におけるサーベイランス活動の強化、および有症例調査・感染制御・社会的動員を含めた管理体制の実施を続けています。
疑い症例と直接接触があった40名以上の人々は、最終接触(6月19日)から21日間の観察が続けられます。

(情報提供)
関西空港検疫所FORTH(海外旅行者のための感染症情報)

公開日:2010年08月05日

カテゴリー: 感染症