【海外情報】 【海外感染症情報】南アメリカ(ペルー)ペスト菌 (平成22年8月10日)2010/09/06

【海外感染症情報】

各国別海外感染症情報

説明 情報源:WHO

地 域:南アメリカ

 国 :ペルー

感染症:ペスト

病原体:ペスト菌

内 容:
2010年7月30日までにペルー保健省は17例のペスト症例を、ラ・リベルタ県アスコープ郡で確認しました。これらの症例のうち、4例が肺ペスト、12例が腺ペスト、1例が敗血症ペストで、死者は出ていません。最後に報告された肺ペスト症例が発症したのは2010年7月11日でした。調査の結果、ペスト菌Yersinia pestis 計10株がヒト、げっ歯類、飼い猫から検出されました。
ハイリスク地域の世帯に対する防虫対策、疾患のサーベイランス強化や症例の管理、感染源の調査、感染地域住民への注意喚起など、様々な予防策が行われています。
WHOは保健省と共に、ラ・リベルタ県でのアウトブレイクの調査や感染地域とその周辺地域への対策を行っています。

(情報提供)
関西空港検疫所FORTH(海外旅行者のための感染症情報)

公開日:2010年09月06日

カテゴリー: 感染症