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「今、何の病気が流行しているか!」の情報提供について(令和4年第15週)
2022年4月21日
発表日
令和4年(2022年)4月20日
概要
市内の定点医療機関から提供された感染症の患者発生情報をもとに市民提供情報である「今、何の病気が流行しているか!」(令和4年第15週)を作成しましたのでお知らせします。
報道発表資料
第15週で定点当たり患者報告数の多かった疾病は、1)感染性胃腸炎 2)突発性発しん 3)A群溶血性レンサ球菌咽頭炎でした。
感染性胃腸炎の定点当たり患者報告数は4.11人と前週(3.57人)から増加し、例年並みのレベルで推移しています。
突発性発しんの定点当たり患者報告数は0.24人と前週(0.38人)から横ばいで、例年より低いレベルで推移しています。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり患者報告数は0.14人と前週(0.03人)から横ばいで、例年より低いレベルで推移しています。
今週のトピックス
“E型肝炎の報告数が増加しています”について取り上げました。
川崎市における令和4年のE型肝炎の報告数は、第15週(4月11日~17日)までに計8件と、過去5年間と比較して最多となっています。平成29年以降の報告では、男性が全体の8割を占め、年齢階級別では40~60歳代の報告が66.2%でした。
E型肝炎は、主にE型肝炎ウイルスに汚染された食物、水等の摂取により感染するとされており、国内では生又は加熱不十分な肉等の喫食が原因と推定された事例も報告されています。ウイルスは加熱により死滅するため、肉は十分加熱してから食べましょう。