【海外情報】 【海外感染症情報】アジア(インドネシア)鳥インフルエンザ (平成22年10月18日)2010/11/09

各国別海外感染症情報

説明 情報源:WHO

地 域:アジア

 国 :インドネシア

感染症:鳥インフルエンザ

病原体:H5N1型トリインフルエンザウイルス

内 容:
インドネシア保健省は新たな鳥インフルエンザ(H5N1)のヒト感染症例を2例報告しました。
1例目はジャカルタ州西ジャカルタ市に住む35歳の男性で、8月16日に発症し8月20日に入院、8月27日に死亡しました。初回の感染源調査によると、男性が発症する前に家の周囲で数羽の鶏が突然死ぬということがあったようです。
2例目は西ジャワ州デポック市に住む40歳の女性で、9月9日に発症し9月12日入院、9月17日に死亡しました。初回の感染源調査によると、生きた鳥のいる市場に行ったことがあるとのことです。
2例とも鳥インフルエンザ(H5N1)ウイルスの感染が証明されています。
インドネシアでは、170例が鳥インフルエンザ(H5N1)と確定され、うち141例が死亡しています。

(情報提供)
関西空港検疫所FORTH(海外旅行者のための感染症情報)

公開日:2010年11月09日

カテゴリー: 感染症