「今、何の病気が流行しているか!」の情報提供について(令和4年第28週)ー川崎市 

参照元URL : https://www.city.kawasaki.jp/templates/press/350/0000142220.html

「今、何の病気が流行しているか!」の情報提供について(令和4年第28週)

2022年7月21日

発表日

令和4年(2022年)7月21日

概要

 市内の定点医療機関から提供された感染症の患者発生情報をもとに市民提供情報である「今、何の病気が流行しているか!」(令和4年第28週)を作成しましたのでお知らせします。

報道発表資料

第28週で定点当たり患者報告数の多かった疾病は、1)感染性胃腸炎 2)RSウイルス感染症 3)手足口病でした。
 感染性胃腸炎の定点当たり患者報告数は4.54人と前週(4.81人)から横ばいで、例年並みのレベルで推移しています。
RSウイルス感染症の定点当たり患者報告数は4.17人と前週(3.41人)から横ばいで、例年並みのレベルで推移しています。
 手足口病の定点当たり患者報告数は2.89人と前週(1.95人)から増加し、例年並みのレベルで推移しています。

今週のトピックス
“夏かぜに注意~手足口病・ヘルパンギーナ~”について取り上げました。
手足口病やヘルパンギーナは、エンテロウイルス属のコクサッキーウイルスなどを原因とする感染症です。通常は夏季に流行しますが、新型コロナウイルス感染症の流行が始まった令和2年以降は報告数が大幅に減少していました。
 今年は、川崎市における令和4年第28週(7月11日~7月17日)の手足口病及びヘルパンギーナの患者報告数が、それぞれ定点当たり2.89人、0.60人といずれも3週連続で増加しており、注意が必要です。
 手足口病とヘルパンギーナは、発しんや口腔内の水疱など特徴的な症状もみられますが、発症初期は新型コロナウイルス感染症との鑑別が難しいこともあるため、お子さんの発熱時は、他の症状の有無にも御注意ください。

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