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「今、何の病気が流行しているか!」の情報提供について(令和4年第32週)
2022年8月17日
発表日
令和4年(2022年)8月17日
概要
市内の定点医療機関から提供された感染症の患者発生情報をもとに市民提供情報である「今、何の病気が流行しているか!」(令和4年第32週)を作成しましたのでお知らせします。
報道発表資料
第32週で定点当たり患者報告数の多かった疾病は、1)手足口病 2)RSウイルス感染症 3)感染性胃腸炎でした。
手足口病の定点当たり患者報告数は4.38人と前週(5.71人)から横ばいで、例年並みのレベルで推移しています。
RSウイルス感染症の定点当たり患者報告数は2.18人と前週(4.09人)から減少し、例年並みのレベルで推移しています。
感染性胃腸炎の定点当たり患者報告数は1.47人と前週(2.34人)から減少し、例年より低いレベルで推移しています。
今週のトピックス
“夏季にもかかわらずインフルエンザが発生しています!”について取り上げました。
川崎市におけるインフルエンザの患者報告は、新型コロナウイルス感染症の流行開始以来ほぼありませんでしたが、今年は夏季にもかかわらず、令和4年第29週(7月18日~24日)から4週連続で発生がみられます。インフルエンザは、神奈川県だけではなく、大阪府や沖縄県などでも報告されていますが、本市のリアルタイムサーベイランスでは、A型の報告が中心です。
インフルエンザの感染経路は主に飛沫感染であるため、新型コロナウイルス感染症と同様に、呼吸器症状のある方との濃厚接触や、換気の悪い空間での長時間の滞在を避けることが、感染を防ぐためには大切です。また、周辺でのインフルエンザの発生状況に注意し、咳やくしゃみ等の症状がある場合は、感染を広げないために咳エチケットを徹底しましょう。
お問い合わせ先
川崎市 健康福祉局保健医療政策部 感染症対策担当
電話:044-200-2441