「今、何の病気が流行しているか!」の情報提供について(令和4年第46週)
参照元URL:https://www.city.kawasaki.jp/templates/press/350/0000145528.html
発表日
令和4年(2022年)11月24日
概要
市内の定点医療機関から提供された感染症の患者発生情報をもとに市民提供情報である「今、何の病気が流行しているか!(令和4年第46週)」を作成しましたのでお知らせします。
報道発表資料
第46週で定点当たり患者報告数の多かった疾病は、1)感染性胃腸炎 2)A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 3)突発性発しんでした。
感染性胃腸炎の定点当たり患者報告数は3.76人と前週(4.06人)から横ばいで、例年並みのレベルで推移しています。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり患者報告数は0.57人と前週(0.89人)から横ばいで、例年より低いレベルで推移しています。
突発性発しんの定点当たり患者報告数は0.35人と前週(0.31人)から横ばいで、例年並みのレベルで推移しています。
今週のトピックス
“新型コロナウイルス感染症~報告数が4週連続増加!~”について取り上げました。
川崎市における令和4年第46週(11月14日~20日)の新型コロナウイルス感染症の報告数は6781件と、4週連続で増加しました。新規感染者の年齢階級別の割合は、20~50歳代が62.1%と半数以上を占め、特に20歳代及び30歳代が各16.5%、16.1%と多くなっています。一方、人口10万人当たりの報告数は、10歳代が683.1件と最も多く、次いで10歳未満が611.9件となっています。これらのデータから、小児や若年成人での感染拡大が、報告数の増加に影響していると考えられます。
川崎市では、現在の流行の主流であるオミクロン株に対応したワクチンの接種を実施しています。接種対象の方は是非早めの接種を御検討ください。