参照元URL : https://www.mhlw.go.jp/haishin/u/l?p=E_ce87eDSkuggdWBY
健康・医療
新型コロナワクチンの初回接種後の健康状況調査
- 「接種後の健康状況に係る調査の概要」(ファイザー社ワクチン、モデルナ社ワクチン、アストラゼネカ社ワクチン)(※1)
- 「5~11歳の小児を対象とした接種後の健康状況に係る調査の概要」(※2)
- 「武田社ワクチン(ノババックス)を対象とした接種後の健康状況に係る調査の概要」(※3)
(※1)は令和3年7月30日開催、(※2)は令和4年3月18日開催の副反応部会資料より抜粋・改編
(※3)は令和4年7月26日開催 自治体説明会(14)説明資料「新型コロナワクチンの接種体制確保について」より抜粋
初回接種 ファイザー社の新型コロナワクチン(12歳以上用)
先行的に接種を受けた約2万人の医療従事者を対象に、接種後一定期間(約1か月)に起こった症状・疾病を調査しています。
○ 健康観察日誌集計の中間報告(13)(令和3年9月10日)
1回目・2回目接種後の、疼痛・頭痛・発熱などの頻度の比較などが報告されました。中間的に集計したものですので、今後、数値が変わることがあります。
■ 中間報告の抜粋
接種部位の痛み等が多くの方にみられました。接種部位の反応の頻度は、1回目と2回目の接種で大きな差はありませんでした。
発熱、頭痛、倦怠感などの全身反応は、1回目接種よりも、2回目の接種で頻度が高い傾向がみられました。
また、年齢が上がると頻度が低くなる傾向や、男性より女性の方が頻度がやや高い傾向が見られました。
1回目接種後の遅延性皮膚反応がみられた方は、0.23%でした。
初回接種 モデルナ社の新型コロナワクチン
高齢者の方への接種と並行して、1万人程度の自衛隊員を対象に、接種後の様々な症状の頻度を調べる調査を令和3年5月24日から開始しました。
○ 健康観察日誌集計の中間報告(17)(令和3年12月3日)
1回目・2回目接種後の、疼痛・頭痛・発熱などの頻度の比較などが報告されました。調査対象者の一部のデータを中間的に集計したものですので、今後、数値が変わることがあります。
■ 中間報告の抜粋
2回目接種後には、多くの方に発熱、倦怠感等が見られました。
疼痛は、年齢が上がるにつれて頻度が高くなる傾向が見られました。それ以外の症状は、年齢が高くなるにつれて頻度が低下しました。
年齢別AEの頻度 (Day8まで)[PDF:1MB]
1回目接種7日目頃から、発赤、かゆみを伴う遅延性皮膚反応が、一部の方にみられました。
初回接種 アストラゼネカ社の新型コロナワクチン
○ 健康観察日誌集計の中間報告(18)(令和3年12月24日)
1回目・2回目接種後の、疼痛・頭痛・発熱などの頻度の比較などが報告されました。調査参加者の一部のデータを中間的に集計したものですので、今後、数値が変わることがあります。
■ 中間報告の抜粋
1回目接種後には、一部の方に、発熱、局所の疼痛、倦怠感、頭痛等が見られました。
2回目接種後では、1回目接種後よりも、発熱をはじめ、複数の症状について発現頻度が低いように見受けられました。
発熱、倦怠感、頭痛等は若い方に高い傾向が見られました。また、症状の頻度は女性に高い傾向が見られました。
初回接種 ファイザー社の新型コロナワクチン(5~11歳用)
■ 中間報告の抜粋
抗体価について、1回目接種前の抗スパイクタンパク質抗体の抗体価を測定した102人では、幾何平均が2U/mLだったところ、2回目接種1か月後の抗スパイクタンパク質抗体の抗体価を測定した100人では、幾何平均が2,565U/mLでした。さらに接種3か月後の抗体価を測定した83人では2,298U/mL、さらに接種6か月後の抗体価を測定した39人では2,960U/mLでした。
小児(5~11歳)
抗スパイクタンパク質抗体価の推移 [PDF:253KB]
安全性について、1回目・2回目接種後、一部の方に、発熱や局所の疼痛等が見られました。
初回接種 武田社の新型コロナワクチン(ノババックス)
これまでの報告
関連情報