感染症発生速報(腸管出血性大腸菌感染症)を掲載しました。(2023年1月12日)―茨城県

三類感染症発生速報(腸管出血性大腸菌感染症)

参照元URL:https://www.pref.ibaraki.jp/hokenfukushi/eiken/idwr/sokuho/03_tyoukanh.html

2023年腸管出血性大腸菌感染症発生状況

最新情報

所在地 性別 年齢 発症日 診断日 菌種
県南地域 女性 20代 - 1月5日 O不明(VT2+)

腸管出血性大腸菌感染症の年次届出状況

  2018年 2019年 2020年 2021年 2022年

O157

37 31 47 45 0

O26

6 7 4 11

0

O111

0 3 3 0 0

O121

0 0 0 1 0

その他

61 17 57 31 1

104 58 111 88 1

注)今回の発生事例を含む。また、その他には型別不明を含む。

全国の2022年の腸管出血性大腸菌感染症の届出数は3,358件である。

腸管出血性大腸菌感染症とは

腸管出血性大腸菌は、二次感染(感染者から他の人に感染)しやすい病原菌で、腹痛・下痢・血便などを主症状とする腸管感染症です。乳幼児や高齢者が感染すると、溶血性尿毒症症候群(HUS)等の合併症により重症化することがあります。

多くの場合、おおよそ3~5日の潜伏期をおいて、頻回の水様性便などの症状が現れます。また、激しい腹痛を伴い、著しい血便となることもあります。(全く症状がなかったり、軽い腹痛や下痢のみで終わることもあります。)

血便など腸管出血性大腸菌への感染が疑われる症状が現れた場合は、早めにかかりつけ医等、医療機関を受診してください。

予防のポイント

手洗い調理・食事の前、トイレの後に石けんと流水で十分に手を洗いましょう。

動物に接した後は、石けんと流水で十分に手を洗いましょう。

生野菜はよく洗い、ハンバーグなどは中心部まで十分に加熱しましょう。

焼き肉などでは、焼くときのお箸(トング等)と、取り分け・食べるときのお箸と区別して使いましょう。

2022年腸管出血性大腸菌感染症の発生状況一覧

No 所在地 性別 年齢 発症日 診断日 菌種
1 県南地域 女性 20代 - 1月5日 O不明(VT2+)

 

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