新型コロナワクチンの初回接種後の健康状況調査(令和5年1月20日)

参照元URL : https://www.mhlw.go.jp/haishin/u/l?p=c5dUKTs0fOSXfCLhY

健康・医療

新型コロナワクチンの初回接種後の健康状況調査

 新型コロナワクチンの接種を受けた方を対象に、接種部位の腫れ・痛み、発熱、頭痛など接種後に起こりやすい様々な症状の頻度などを調査し、皆様にお知らせしています。

● 調査の概要:

 (※1)は令和3年7月30日開催、(※2)は令和4年3月18日開催の副反応部会資料より抜粋・改編
 (※3)は令和4年7月26日開催 自治体説明会(14)説明資料「新型コロナワクチンの接種体制確保について」より抜粋
 

初回接種 ファイザー社の新型コロナワクチン(12歳以上用)

 先行的に接種を受けた約2万人の医療従事者を対象に、接種後一定期間(約1か月)に起こった症状・疾病を調査しています。
 
○  健康観察日誌集計の中間報告(13)(令和3年9月10日)
 1回目・2回目接種後の、疼痛・頭痛・発熱などの頻度の比較などが報告されました。中間的に集計したものですので、今後、数値が変わることがあります。

■ 中間報告の抜粋
 接種部位の痛み等が多くの方にみられました。接種部位の反応の頻度は、1回目と2回目の接種で大きな差はありませんでした。 


接種部位反応(1)[PDF:1MB]


接種部位反応(2)[PDF:1MB]

 発熱、頭痛、倦怠感などの全身反応は、1回目接種よりも、2回目の接種で頻度が高い傾向がみられました。
 また、年齢が上がると頻度が低くなる傾向や、男性より女性の方が頻度がやや高い傾向が見られました。


全身反応[PDF:1MB]


発熱(1)[PDF:2MB]


発熱(2)[PDF:1MB]


全身倦怠感[PDF:4MB]


頭痛[PDF:4MB]

1回目接種後の遅延性皮膚反応がみられた方は、0.23%でした。


発赤[PDF:1MB]


かゆみ[PDF:1MB]

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初回接種 モデルナ社の新型コロナワクチン

 
 高齢者の方への接種と並行して、1万人程度の自衛隊員を対象に、接種後の様々な症状の頻度を調べる調査を令和3年5月24日から開始しました。

健康観察日誌集計の中間報告(17)(令和3年12月3日)
 1回目・2回目接種後の、疼痛・頭痛・発熱などの頻度の比較などが報告されました。調査対象者の一部のデータを中間的に集計したものですので、今後、数値が変わることがあります。

■ 中間報告の抜粋  
 2回目接種後には、多くの方に発熱、倦怠感等が見られました。 


発熱 [PDF:1MB]


接種部位反応(1) [PDF:1MB]


接種部位反応(2) [PDF:1MB]


全身反応 [PDF:1MB]

疼痛は、年齢が上がるにつれて頻度が高くなる傾向が見られました。それ以外の症状は、年齢が高くなるにつれて頻度が低下しました。

年齢別AEの頻度 (Day8まで)[PDF:1MB]

1回目接種7日目頃から、発赤、かゆみを伴う遅延性皮膚反応が、一部の方にみられました。


発赤 [PDF:1MB]


かゆみ [PDF:1MB]

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初回接種 アストラゼネカ社の新型コロナワクチン

 調査への参加に同意頂いた方を対象に、接種後に起こった様々な症状の頻度を調べる調査を、令和3年8月21日から開始しました。

健康観察日誌集計の中間報告(18)(令和3年12月24日)
 1回目・2回目接種後の、疼痛・頭痛・発熱などの頻度の比較などが報告されました。調査参加者の一部のデータを中間的に集計したものですので、今後、数値が変わることがあります。

■ 中間報告の抜粋
1回目接種後には、一部の方に、発熱、局所の疼痛、倦怠感、頭痛等が見られました。
2回目接種後では、1回目接種後よりも、発熱をはじめ、複数の症状について発現頻度が低いように見受けられました。


発熱(1) [PDF:1MB]


接種部位反応(1) [PDF:1MB]


接種部位反応(2) [PDF:1MB]


全身反応 [PDF:1MB]

発熱、倦怠感、頭痛等は若い方に高い傾向が見られました。また、症状の頻度は女性に高い傾向が見られました。


発熱(2) [PDF:3MB]


全身倦怠感 [PDF:3MB]


頭痛 [PDF:4MB]

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初回接種 ファイザー社の新型コロナワクチン(5~11歳用)

 調査への参加に同意頂いた方を対象に、接種前後の抗体価の推移や、一定期間に起こった様々な症状の頻度を調べる調査を、令和4年3月4日から開始しました。中間的に集計したものですので、今後、数値が変わることがあります。

■ 中間報告の抜粋
 抗体価について、1回目接種前の抗スパイクタンパク質抗体の抗体価を測定した102人では、幾何平均が2U/mLだったところ、2回目接種1か月後の抗スパイクタンパク質抗体の抗体価を測定した100人では、幾何平均が2,565U/mLでした。さらに接種3か月後の抗体価を測定した83人では2,298U/mL、さらに接種6か月後の抗体価を測定した39人では2,960U/mLでした。


小児(5~11歳)
抗スパイクタンパク質抗体価の推移 [PDF:253KB]

安全性について、1回目・2回目接種後、一部の方に、発熱や局所の疼痛等が見られました。


発熱(37.5℃以上)・疼痛[PDF:344KB]


倦怠感・頭痛 [PDF:345KB]


発赤・腫脹 [PDF:345KB]


硬結・熱感 [PDF:344KB]


かゆみ・鼻水 [PDF:343KB]

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初回接種 武田社の新型コロナワクチン(ノババックス)

 初回(1・2回目)接種として武田社のワクチン(ノババックス)の接種を希望する方を対象に、武田社のワクチン(ノババックス)の接種前後の抗体価の推移や、一定期間に起こった症状・疾病を調査しています。中間的に集計したものですので、今後、数値が変わることがあります。
 

■ 中間報告の抜粋
 抗体価については、2回目接種1か月後、3か月後の測定結果のある36人の抗スパイクタンパク質幾何平均抗体価は、2回目接種1か月後は971U/mL、3か月後が656U/mLでした。


ヌバキソビッド筋注初回シリーズ
抗スパイクタンパク質抗体価の推移[PDF:235KB]

 安全性について、1 回目を接種した73人では、37.5℃以上の発熱が5.5%(38℃以上は0%)にみられ、局所反応は疼痛が50.7%にみられました。2回目を接種した63人では、37.5℃以上の発熱が36.5%(38℃以上は19.0%)にみられ、局所反応は疼痛が77.8%にみられました。


発熱(37.5℃以上)、疼痛[PDF:333KB]


倦怠感、頭痛[PDF:335KB]


発赤、腫脹[PDF:335KB]


硬結、熱感[PDF:333KB]


かゆみ、鼻水[PDF:333KB]

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これまでの報告

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関連情報

 より希な、副反応の疑いのある症状についての、医療機関からの報告状況はサイト内リンク 「新型コロナワクチンの副反応疑い報告について」をご覧ください。

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