「今、何の病気が流行しているか!」の情報提供について(令和5年第4週)
2023年2月1日
発表日
令和5年(2023年)2月1日
概要
市内の定点医療機関から提供された感染症の患者発生情報をもとに市民提供情報である「今、何の病気が流行しているか!(令和5年第4週)」を作成しましたのでお知らせします。
報道発表資料
第4週で定点当たり患者報告数の多かった疾病は、1)インフルエンザ 2)感染性胃腸炎 3)A群溶血性レンサ球菌咽頭炎でした。
インフルエンザの定点当たり患者報告数は11.30人と前週(9.48人)から横ばいで、例年並みのレベルで推移しています。
感染性胃腸炎の定点当たり患者報告数は8.51人と前週(9.92人)から横ばいで、例年より高いレベルで推移しています。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり患者報告数は0.35人と前週(0.43人)から横ばいで、例年より低いレベルで推移しています。
今週のトピックス
“インフルエンザ~流行発生注意報が発令されました!~”について取り上げました。
川崎市におけるインフルエンザの定点当たり報告数は、令和5年第4週(1月23日~1月29日)に11.30人となり、3シーズンぶりに流行発生注意報基準値(定点当たり10.00人)を超えました。区別では、川崎区が23.50人と最も多く、次いで高津区が17.80人となっています。
本市のリアルタイムサーベイランスによると、現在、市内の医療機関からの報告は、A型インフルエンザが多くを占めています。また、今シーズンに病原体サーベイランスの一環として健康安全研究所に搬入された検体のうち、計9検体からインフルエンザウイルスが検出され、全てA香港型でした。
インフルエンザの感染拡大を防ぐためにも、咳エチケットやマスクの着用、手指衛生等の予防対策を心がけましょう。
お問い合わせ先
川崎市 健康福祉局保健医療政策部 感染症対策担当
電話:044-200-2441