「今、何の病気が流行しているか!」の情報提供について(令和5年第5週)
2023年2月8日
発表日
令和5年(2023年)2月8日
概要
市内の定点医療機関から提供された感染症の患者発生情報をもとに市民提供情報である「今、何の病気が流行しているか!(令和5年第5週)」を作成しましたのでお知らせします。
報道発表資料
第5週で定点当たり患者報告数の多かった疾病は、1)インフルエンザ 2)感染性胃腸炎 3)A群溶血性レンサ球菌咽頭炎でした。
インフルエンザの定点当たり患者報告数は12.62人と前週(11.30人)から横ばいで、例年並みのレベルで推移しています。
感染性胃腸炎の定点当たり患者報告数は8.86人と前週(8.51人)から横ばいで、例年より高いレベルで推移しています。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり患者報告数は0.46人と前週(0.35人)から横ばいで、例年並みのレベルで推移しています。
今週のトピックス
“インフルエンザによる学級閉鎖が増えています!”について取り上げました。
川崎市におけるインフルエンザの定点当たり報告数は、令和5年第5週(1月30日~2月5日)に12.62人となり、流行発生注意報基準値を超えた前週(11.30人)から更に増加しました。年齢階級別では、5-9歳が41.4%と最多で、次いで0-4歳が22.2%であり、15歳未満の報告が全体の報告の81.2%を占めています。また、市内においては、インフルエンザによる第5週の学級閉鎖報告数が、小学校が11件、中学校が12件の計23件となり、今シーズンで最多の報告数となりました。
インフルエンザの流行は、学童を中心に始まり、その後高齢者等へと感染が拡大する傾向にあります。今後の流行状況に注意し、必要に応じてマスクの着用や手指衛生等の感染対策を徹底しましょう。
お問い合わせ先
川崎市 健康福祉局保健医療政策部 感染症対策担当
電話:044-200-2441