【感染症エクスプレス@厚労省】Vol.481(2023年2月10日)
◆国内でもサル痘患者が確認されています
世界各地で感染が確認されているヒトのサル痘については、令和5年2月7日の世界保健機関(WHO)の発表時点で、世界110の国・地域で、85,000以上の症例が報告されています。
WHOは、1月30日から2月5日までの1週間に世界で報告された症例が159例であり、前週から60.5%減少したことを報告しています。
国内では、令和5年2月8日時点で19例のサル痘患者等の発生が確認されており、このうち11例は2023年以降に発生が確認されています。
また、WHOは、2022年11月28日に、サル痘の疾患名について、これまでの「Monkeypox」に代えて「mpox」という名称の使用を推奨し、今後1年をかけて名称を移行していくと発表しました。
WHOの発表もふまえ、サル痘の疾患名について、専門家の意見も踏まえながら検討していく予定です。
・厚生労働省 事務連絡「 サル痘に関する情報提供及び協力依頼について」(令和4年5月20日付:令和4年10月6日最終改正)
( https://www.mhlw.go.jp/content/000998552.pdf)
・サル痘届出基準
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou11/01-04-13.html
・国立感染症研究所ファクトシート:サル痘
https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/408-monkeypox -intro.html
・国立感染症研究所:複数国で報告されているサル痘について(第4報)
https://www.niid.go.jp/niid/ja/monkeypox-m/2596-cepr/11547-monkeypox-ra-1104.html
・国立国際医療研究センター国際感染症センター(DCC)ファクトシート:サル痘
http://dcc-irs.ncgm.go.jp/material/factsheet/
・国立感染症研究所・国立国際医療研究センター国際感染症センター:サル痘患者とサル痘疑い例への感染予防策
https://www.niid.go.jp/niid/ja/monkeypox-m/2596-cepr/11196-monkeypox-01.html
・検疫所(FORTH)海外感染症情報
http://www.forth.go.jp/topics/fragment5.html
・厚生科学審議会感染症部会資料
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/shingi-kousei_127717.html
・国立国際医療研究センター国際感染症センター:サル痘診療指針
https://dcc-irs.ncgm.go.jp/material/manual/monkeypox.html
・WHO 2022 Mpox (Monkeypox) outbreak : Global Trends
https://worldhealthorg.shinyapps.io/mpx_global/