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「今、何の病気が流行しているか!」の情報提供について(令和5年第6週)
2023年2月15日
発表日
令和5年(2023年)2月15日
概要
市内の定点医療機関から提供された感染症の患者発生情報をもとに市民提供情報である「今、何の病気が流行しているか!(令和5年第6週)」を作成しましたのでお知らせします。
報道発表資料
第6週で定点当たり患者報告数の多かった疾病は、1)インフルエンザ 2)感染性胃腸炎 3)突発性発しんでした。
インフルエンザの定点当たり患者報告数は10.21人と前週(12.62人)から横ばいで、例年並みのレベルで推移しています。
感染性胃腸炎の定点当たり患者報告数は8.68人と前週(8.86人)から横ばいで、例年よりかなり高いレベルで推移しています。
突発性発しんの定点当たり患者報告数は0.27人と前週(0.16人)から増加し、例年並みのレベルで推移しています。
今週のトピックス
“梅毒の報告数が増えています!~先天梅毒に御注意を~”について取り上げました。
川崎市における梅毒の報告数は、令和5年第6週(2月6日~2月12日)までに計14件あり、昨年に引き続き、今年も報告が相次いでいます。
梅毒は、梅毒トレポネーマを原因とし、主に性的接触等により粘膜や皮膚の小さな傷から病原体が侵入して感染します。治療せずに放置すると、長期間の経過で、脳や心臓などに重大な合併症がみられることもあります。また、無治療のままでも症状が消失する時期もあり、気付かないうちに他の方へ感染を拡げてしまう恐れもあります。
妊婦が梅毒に感染すると、流産、死産となる場合や、お子さんが梅毒にかかった状態で生まれる(先天梅毒)可能性があります。いずれも、適切な時期に妊婦に対する抗菌薬治療を行うことで、胎児への感染を防ぐことができます。
お問い合わせ先
川崎市 健康福祉局保健医療政策部 感染症対策担当
電話:044-200-2441