参照元URL : https://www.mhlw.go.jp/haishin/u/l?p=Q6fSIWF0PXaYD07RY
健康・医療
オミクロン株対応2価ワクチンの追加接種後の健康状況調査
- 「オミクロン対応ワクチンの追加接種後の健康状況に係る調査の概要(案)」
第84回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第12回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)資料より抜粋(令和4年9月14日開催)
ファイザー社のオミクロン株対応2価ワクチン
初回接種を完了した方を対象に、ファイザー社のオミクロン株対応2価ワクチン(2価:従来株/BA.1又は従来株/BA.4-5)による追加接種前後の抗体価の推移や、一定期間に起こった症状・疾病を調査しています。中間的に集計したものですので、今後、数値が変わることがあります。
■ 中間報告の抜粋
抗体価は、追加接種3か月後までの抗体価測定のある77人(ファイザー社オミクロン株対応2価ワクチンBA.1が36人、モデルナ社オミクロン株対応2価ワクチンBA.1が41人)では、抗スパイクタンパク質(従来株)に対する幾何平均抗体価が接種前9,206U/mL、接種1か月後36,981 U/mL、3か月後が24,526 U/mLでした。
オミクロン株対応2価ワクチン追加接種後の抗スパイクタンパク質抗体価
(コミナティ筋注BA.1、スパイクバックス筋注BA.1)[PDF:265KB]
追加接種1か月後までの抗体価測定のある91人(モデルナ社オミクロン株対応2価ワクチンBA.1が38人、ファイザー社オミクロン株対応2価ワクチンBA.4-5が53人)の接種前及び追加接種1か月後の幾何平均中和抗体価は、従来株に対し、それぞれ55.9倍と167.5倍、BA.1株に対し、それぞれ22.1倍と115.3倍、BA.5株に対し、それぞれ16.8倍と84.4倍でした。
2価ワクチン(BA.1)を接種しても、2価ワクチン(BA.4-5)と同様に、BA.5株に対する中和抗体価は増加しました。
オミクロン株対応2価ワクチン追加接種後の中和抗体価
(スパイクバックス筋注(BA.1)、コミナティRTU筋注(BA.4-5))[PDF:283KB]
安全性について、ファイザー社のオミクロン株対応2価ワクチン(2価:従来株/BA.1又は従来株/BA.4-5)による追加接種後では、接種部位の痛みや全身倦怠感等が多くの方にみられました。
モデルナ社のオミクロン株対応2価ワクチン
初回接種を完了した方を対象に、モデルナ社のオミクロン株対応2価ワクチン(2価:従来株/BA.1又は従来株/BA.4-5)による追加接種前後の抗体価の推移や、一定期間に起こった症状・疾病を調査しています。中間的に集計したものですので、今後、数値が変わることがあります。
■ 中間報告の抜粋
抗体価は、追加接種3か月後までの抗体価測定のある77人(ファイザー社オミクロン株対応2価ワクチンBA.1が36人、モデルナ社オミクロン株対応2価ワクチンBA.1が41人)では、抗スパイクタンパク質(従来株)に対する幾何平均抗体価が接種前9,206U/mL、接種1か月後36,981 U/mL、3か月後が24,526 U/mLでした。
オミクロン株対応2価ワクチン追加接種後の抗スパイクタンパク質抗体価
(コミナティ筋注BA.1、スパイクバックス筋注BA.1)[PDF:265KB]
追加接種1か月後までの抗体価測定のある91人(モデルナ社オミクロン株対応2価ワクチンBA.1が38人、ファイザー社オミクロン株対応2価ワクチンBA.4-5が53人)の接種前及び追加接種1か月後の幾何平均中和抗体価は、従来株に対し、それぞれ55.9倍と167.5倍、BA.1株に対し、それぞれ22.1倍と115.3倍、BA.5株に対し、それぞれ16.8倍と84.4倍でした。
2価ワクチン(BA.1)を接種しても、2価ワクチン(BA.4-5)と同様に、BA.5株に対する中和抗体価は増加しました。
オミクロン株対応2価ワクチン追加接種後の中和抗体価
(スパイクバックス筋注(BA.1)、コミナティRTU筋注(BA.4-5))[PDF:283KB]
安全性について、モデルナ社のオミクロン株対応2価ワクチン(2価:従来株/BA.1又は従来株/BA.4-5)による追加接種後では、接種部位の痛みや全身倦怠感等が多くの方にみられました。
これまでの報告
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