三類感染症発生速報(2023年腸チフス発生状況)を更新しました。(2023年4月6日)―茨城県

参照元URL : https://www.pref.ibaraki.jp/hokenfukushi/eiken/idwr/sokuho/03_chifusu2023.html

2023年三類感染症発生速報(腸チフス)

腸チフスの年次届出状況

2017年 2018年 2019年 2020年 2021年 2022年 2023年
2 0 3 3 0 0 3

注)今回の発生事例を含む。

全国の2022年の腸チフスの届出数は17件である。

2023年の届出数(2020年第12週)は13件である。

腸チフスとは

感染すると7〜14日後に発熱を伴って発症し,比較的徐脈,バラ疹,脾腫,下痢などの症状を呈し,腸出血,腸穿孔を起こすこともあります。重症例では,意識障害や難聴が起きることもあります。

腸チフスとパラチフスの症状はほぼ同じですが,一般的にパラチフスは腸チフスに比べて症状は軽いと言われています。

予防のポイント

  • 食べ物・水に注意しましょう!
    生水,氷,生肉,生野菜,カットフルーツ等の喫食を避け,十分加熱調理してあるものを食べましょう。
  • しっかり手を洗いましょう!
    食事の前やトイレの後には石けんと流水で十分に手を洗いましょう。

危険のある地域

腸チフス,パラチフスは世界中でみられる感染症ですが,特に南アジア,東南アジア,アフリカ,カリブ海,中央および南アメリカが危険のある地域です。

2023年腸チフスの発生状況一覧

No 所在地 性別 年齢 発症日 診断日
1 県央地域 男性 50歳代 2022年
11月20日
1月16日
2 県北地域 男性 40歳代 1月3日 1月17日
3 県西地域 男性 30歳代 3月23日 4月3日

 

過去の情報

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