東京港中央防波堤外側コンテナふ頭及び東京港青海ふ頭において確認された「ヒアリ」について(42023年6月26日)―東京都

参照元URL:https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2023/06/26/08.html
 

報道発表資料"

2023年06月26日

港湾局, 環境局

東京港中央防波堤外側コンテナふ頭及び
東京港青海ふ頭において確認された「ヒアリ」について

令和5年6月21日(水曜日)に東京港中央防波堤外側コンテナふ頭で確認されたアリ及び同年6月22日(木曜日)に東京港青海ふ頭で確認されたアリについて、専門家による同定の結果、要緊急対処特定外来生物であるヒアリ(Solenopsis invicta)であることが確認されましたので、お知らせします。本件は、環境省が毎年実施している定期的な全国港湾調査において確認されたものです。
平成29年6月の国内初確認以降、これまでのヒアリの確認事例は令和5年6月26日(月曜日)現在で18都道府県、計97事例です。

1 経緯

    ⚫︎ 6月21日
    環境省が実施する全国港湾調査の東京港中央防波堤外側コンテナふ頭での調査において、調査事業者がコンテナヤード上で、ヒアリと疑わしいアリ3個体を確認。

    ⚫︎ 6月22日
    同調査の東京港青海ふ頭での調査において、調査事業者がコンテナヤード上で、ヒアリと疑わしいアリ約80個体が舗装の亀裂から出入りしていることを確認。確認場所周辺に殺虫餌(ベイト剤)を設置。環境省から依頼を受けた専門家が、中央防波堤外側コンテナふ頭及び青海ふ頭で確認されたアリについてヒアリであることを確認。

    ⚫︎ 6月23日
    中央防波堤外側コンテナふ頭において調査事業者が追加調査を実施し、ヒアリが舗装の継ぎ目から出入りしていることを確認。確認場所周辺に殺虫餌(ベイト剤)を設置。

    2 今回確認されたアリについて

    確認されたアリは、ヒアリの働きアリがそれぞれの現場において3個体及び約80個体です。

    3 都の対応状況

      (1)引き続き、環境省と協力して、発見場所において目視やトラップによる調査及び防除を実施します。

      (2)国、地元区及び港湾事業者で構成する「東京港におけるヒアリ等対策連絡会」を通じて迅速に情報共有を図ります。

      (3)普及啓発・注意喚起等

      ・東京港内の港湾施設利用者及び地元区への周知

      ・発見場所から半径2キロメートル圏内の海上公園に注意喚起の看板を設置

      ・都ホームページにヒアリ等による被害の予防方法等の情報を掲載

      ・港湾局・環境局SNSでの注意喚起

      4 都民の皆様へのお知らせ

      ⚫︎ 中央防波堤外側コンテナふ頭及び青海ふ頭内で確認されたヒアリは、これまでに都内の住宅地等においては発見されておらず、ふ頭内で発見されたヒアリについては、現在駆除を行っております。

      ⚫︎ ヒアリは攻撃性が強く、刺された場合、激しい痛みを伴い、水泡状に腫れるなど人体にとって危険な生物です。もし、発見した場合には素手で捕まえたり、触らないように注意し、お住まいの区市町村や東京都環境局(下記参照)までご連絡ください。

      ⚫︎ ヒアリに関する詳しい情報については、以下のサイトに記載していますのでご参照ください。

      「ストップ・ザ・ヒアリ 改訂版」(環境省資料)
      「気をつけて!危険な外来生物」(環境局特設ホームページ)

      ⚫︎ 環境省ヒアリ相談ダイヤルを毎日開設しています(12月29日~1月3日は除く)。
      電話 0570-046-110(IP電話の場合 06-7634-7300
      AM9時00分~PM5時00分

      問い合わせ先
      (港湾施設における対応に関すること)
      港湾局港湾経営部経営課
      電話 03-5320-5553
      (特定外来生物一般に関すること)
      環境局自然環境部計画課
      電話 03-5388-3548

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