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「今、何の病気が流行しているか!」の情報提供について(令和5年第32週)
2023年8月16日
発表日
令和5年(2023年)8月16日
概要
市内の定点医療機関から提供された感染症の患者発生情報をもとに市民提供情報である「今、何の病気が流行しているか!(令和5年第32週)」を作成しましたのでお知らせします。
報道発表資料
第32週で定点当たり患者報告数の多かった疾病は、1)新型コロナウイルス感染症 2)感染性胃腸炎 3)A群溶血性レンサ球菌咽頭炎でした。
新型コロナウイルス感染症の定点当たり患者報告数は11.56人と前週(12.80人)から横ばいでした。
感染性胃腸炎の定点当たり患者報告数は2.70人と前週(3.19人)から横ばいで、例年並みのレベルで推移しています。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり患者報告数は1.67人と前週(2.38人)から減少し、例年並みのレベルで推移しています。
今週のトピックス
“海外の感染症の流行状況に御注意を~麻しん・デング熱~”について取り上げました。
今年の夏は、過去3年間と比較して海外旅行をされる方が大幅に増加しています。海外では、国内で普段みられない感染症が流行していることもあり、渡航先によっては注意が必要です。また、新型コロナウイルス感染症対策等の影響を受けて一時的に報告数が減少していた感染症も、一部の国や地域では再び増加しています。特に、麻しんはアフリカ、中東及び東南アジアで、デング熱は中南米及び東南アジアで多数の報告があり、大きな流行もみられています。
麻しんやデング熱は発熱や発しんを特徴とする疾患ですので、概ね2週間以内に流行地に滞在歴があり、疑わしい症状がみられた際には、すぐに医療機関を受診しましょう。また、受診される場合は、医療機関へ事前に連絡の上、症状だけでなく旅行先や旅行期間も必ず伝えるようにしましょう。
お問い合わせ先
川崎市 健康福祉局保健医療政策部感染症対策担当
〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地
電話:044-200-2441
ファクス:044-200-3928
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