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「今、何の病気が流行しているか!」の情報提供について(令和5年第33週)
2023年8月23日
発表日
令和5年(2023年)8月23日
概要
市内の定点医療機関から提供された感染症の患者発生情報をもとに市民提供情報である「今、何の病気が流行しているか!(令和5年第33週)」を作成しましたのでお知らせします。
報道発表資料
第33週で定点当たり患者報告数の多かった疾病は、1)新型コロナウイルス感染症 2)流行性角結膜炎 3)感染性胃腸炎でした。
新型コロナウイルス感染症の定点当たり患者報告数は17.52人と前週(11.65人)から増加しました。
流行性角結膜炎の定点当たり患者報告数は2.67人と前週(1.44人)から増加し、例年より高いレベルで推移しています。
感染性胃腸炎の定点当たり患者報告数は2.18人と前週(2.62人)から横ばいで、例年並みのレベルで推移しています。
今週のトピックス
“インフルエンザ~夏季にもかかわらず流行がみられています~”について取り上げました。
インフルエンザは例年冬季に流行し、通常は5月頃までに非流行期(定点当たり1.00人以下)となります。しかし、今年は7月上旬まで流行期が続き、第28週(7月10日~16日)に一旦非流行期となったものの、第31週(7月31日~8月6日)に報告数が増加し、再び流行期となりました。
令和5年に、インフルエンザ様疾患として健康安全研究所に搬入された検体からは、A型インフルエンザが36件、B型インフルエンザが3件検出されています。5月まではA香港型がほとんどでしたが、6月以降は、平成21年に世界的に大流行したAH1pdm09型もみられるようになってきました。
日頃から咳エチケットを心がけ、発熱や咳等の症状がある場合は、必要に応じてマスクを着用するようにしましょう。
お問い合わせ先
川崎市 健康福祉局保健医療政策部感染症対策担当
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