感染症流行情報(週報)2023年第38週を掲載しました。(2023年9月28日)―茨城県

参照元URL:https://www.pref.ibaraki.jp/hokenfukushi/eiken/idwr/weekly/index.html

感染症流行情報(週報)

週報の掲載は,原則毎週木曜日16時以降の予定です。ただし,祝日等の関係により,掲載日が木曜日以降となる場合があります。
また,年末年始やゴールデンウイーク等の場合は前もって次号掲載予定日をお知らせいたします。

2023年38週の動向

全数把握対象疾患 報告数

  • ・結核の報告が4件ありました。
  • ・腸管出血性大腸菌感染症の報告が1件ありました。
  • ・日本脳炎の報告が1件ありました。
  • ・レジオネラ症の報告が5件ありました。
  • ・後天性免疫不全症候群(HIV感染症を含む)の報告が1件ありました。
  • ・梅毒の報告が3件ありました。

定点把握対象疾患 定点当たり報告数

<インフルエンザ>

定点当たり報告数は11.01と前週の値(6.73)から増加し、注意報レベルの基準値(10.0)を上回りました。定点当たり報告数が注意報レベルを上回るのは4シーズンぶり、また感染症発生動向調査事業による現在の調査体制が始まって以降、9月に上回るのは初めてです。保健所別では土浦で37.09と警報レベルの基準値(30.0)を超える報告があり、ついで潮来で17.85、水戸市で9.58の順に高い値となりました。今後の動向に、より注意していく必要があります。

<新型コロナウイルス感染症(COVID-19)>

定点当たり報告数は14.53と3週続けて減少しました。保健所別では土浦が25.00、日立が21.18、竜ケ崎が17.19の順に高い値となっています。全国の第37週の定点当たり報告数は17.54でした。( 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の発生状況等について(令和5年9月22日))

<咽頭結膜熱・A群溶血性レンサ球菌咽頭炎>

定点当たり報告数はいずれも前週の値から減少したものの、継続して過去5年間の同週の平均+2SDの値を上回るもしくは同水準の値となっています*

*「過去5年間の平均+2SD(SD:標準偏差)」は、流行の目安を示す指標の一つであり、この値を超えると過去5年間の週と比較してかなり多い値であることを示します。

これまでの流行情報(週報)

参考情報

サイト内リンク 新型コロナウイルス感染症に関する報道発表資料

衛生研究所における病原体検出情報

このページに関するお問い合わせ

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