【感染症エクスプレス@厚労省】Vol.497(2023年10月02 日)
結核は、今でも年間10,000人以上の新しい患者発生があり、1,600人以上が命を落としている予防、対策が必要な感染症です。
2022年に、新たに結核患者として登録された者の数(新登録結核患者数)は10,235人で、
前年より1,284人(11.1%)減少しています。
新規登録患者数及び罹患率については、引き続き今後の動向を注視してまいります。
咳やたんが2週間以上続いたり、微熱や体のだるさが続く場合は、早めに医療機関を受診しましょう。
厚生労働省では、9月24日~30日の「結核予防週間」にあわせて、結核の予防啓発のポスターとリーフレットを作成いたしましたので、是非ご活用いただき、引き続き、結核の対策にご協力をいただければと思います。
・ 結核について(厚生労働省)
・ 令和5年度版ポスター 「いまも1日平均28人が結核と診断されています。」
・ 令和5年度版リーフレット 「いまも1日平均28人が結核と診断されています。」
・結核とは(国立感染症研究所)