参照元URL:https://www.pref.fukuoka.lg.jp/press-release/flu-chuuihou2023.html
インフルエンザ注意報を発表します
発表日:2023年10月5日
担当課:がん感染症疾病対策課
直通:092-643-3597
内線:3065
担当者:西田、阿部
福岡県におけるインフルエンザ定点当たり報告数※1が、令和5年第39週(9月25日から10月1日)に11.91となり、注意報※2の基準値である10を超えたため、本日、インフルエンザ注意報を発表します。
今後、県内でインフルエンザの本格的な流行が予想されますので、県民の皆様に手洗いの励行、適切なマスクの着用、三密の回避など感染予防対策の徹底により、感染拡大の防止に努めていただくよう、注意を呼びかけるものです。
※1 1週間における1定点医療機関当たりのインフルエンザ患者の受診者数で、県内198か所のインフルエンザ定点医療機関から毎週報告を受け、算出しています。
※2 今後4週間以内に大きな流行が発生する可能性が高いこと、又は、流行が発生しまだ終わっていない可能性があることを表します。
1 流行状況等
・定点当たり報告数が令和4年第51週(12月19日から12月25日)に流行開始の目安である1.00を超え1.83となりました。
・その後、明確な流行の終息が認められないまま今シーズン(2023/2024シーズン)に突入しました。
・県内の地区別の流行状況は、定点当たり報告数でみると、多い順に福岡地区(15.73)、
北九州地区(10.19)、筑豊地区(8.21)、筑後地区(6.13)です。
・今後、定点当たり報告数が30を超えた際に「警報※3」として県民の皆様に更なる感染対策の徹底を呼びかけることとしています。
※3 大きな流行の発生・継続が疑われることを示します。
2018-2019 | 2019-2020 | 2020-2021 | 2021-2022 | 2022-2023 | 2023-2024 | |
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第36週 |
0.11 | 0.59 | 0.00 | 0.00 | 0.11 | 7.56 |
第37週 |
0.06 | 1.20 | 0.00 | 0.00 | 0.02 | 9.59 |
第38週 |
0.10 | 1.60 | 0.00 | 0.00 | 0.03 | 9.19 |
第39週 |
0.16 | 1.18 | 0.00 | 0.00 | 0.01 | 11.91 |
第40週 |
0.12 | 2.30 | 0.00 | 0.00 | 0.03 | |
第41週 |
0.16 | 1.76 | 0.00 | 0.00 | 0.13 | |
第42週 |
0.07 | 1.18 | 0.00 | 0.00 | 0.03 | |
第43週 |
0.26 | 1.45 | 0.00 | 0.00 | 0.01 | |
第44週 |
0.30 | 2.19 | 0.00 | 0.00 | 0.04 | |
第45週 |
0.48 | 2.03 | 0.00 | 0.01 | 0.02 |
<参考>
学級閉鎖等について(保健所設置市を含む今シーズン累計(令和5年10月1日現在))
報告施設数 283施設
内訳:保育所 3施設、幼稚園 79施設、小学校 124施設、中学校 48施設、高等学校 21施設、その他 8施設
2 インフルエンザをひろげないために
インフルエンザ対策においても、これまで新型コロナウイルス感染症対策として行ってきた、手洗い、マスクの着用、三密の回避など基本的な感染予防対策が有効です。
(かからない)
1. 日頃から手洗いの励行に努めましょう。
2. 十分に栄養や睡眠をとるなど体調管理をしっかり行い、体力や抵抗力を高めましょう。
3. 部屋の換気を定期的に行いましょう。
(うつさない)
1. 咳・くしゃみの際にはティッシュなどで口と鼻を押さえ、周りの人から顔をそむけるなどの「咳エチケット」に努めましょう。
2. かかってしまった場合には、学校などに無理に行かないよう自宅等で療養し、症状がある間はマスクを着用するなど感染拡大防止に努めましょう。
3. 急な発熱、咳やのどの痛み、全身の倦怠感などの症状があらわれた場合は、早めに抗原検査キットによる検査や、医療機関の受診を行いましょう。
3 重症化を予防するために
インフルエンザワクチンによる予防接種は、感染後に発病する可能性を減らし、重症化を予防する効果が期待できます。効果が現れるまでに2週間程度の期間を要しますので、早めの予防接種を御検討ください。
◆関連する情報
インフルエンザの流行状況についてお知らせします(注意報の基準値を超えました)(福岡県)