【感染症エクスプレス@厚労省】Vol.498(2023年10月13日)
今年度、インフルエンザの定点当たりの報告数は、春から夏にかけても1.0を上回る水準で推移しており、
直近の定点当たり報告数は、総数で第38週(9/18~9/24)7.09、第39週(9/25~10/1)9.57、第40週(10/2~10/8)9.99と増加傾向が続いています。
今シーズンについては、例年より早く本格的な流行が生じていることに注意が必要です。
なお、COVID-19については、直近の定点当たり報告数は、総数で第38週(9/18~9/24)11.01、
第39週(9/25~10/1)8.83、第40週(10/2~10/8)5.20と減少傾向が続いています。
インフルエンザやCOVID-19等の呼吸器感染症の感染拡大防止のため、咳エチケット、手洗い、換気、医療機関内でのマスクの適切な着用、医療・福祉施設へのウイルスの持ち込みを防ぐために、関係者が個人で出来る予防¬策を徹底すると同時に、訪問者等については、症状が認められる場合の訪問を自粛してもらう等の工夫などの感染対策の実施や周知の徹底を今一度お願いします。
・ インフルエンザの発生状況について 2023年第40週(10月2日~10月8日)