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「今、何の病気が流行しているか!」の情報提供について(令和5年第44週)
2023年11月8日
発表日
令和5年(2023年)11月8日
概要
市内の定点医療機関から提供された感染症の患者発生情報をもとに市民提供情報である「今、何の病気が流行しているか!(令和5年第44週)」を作成しましたのでお知らせします。
報道発表資料
第44週で定点当たり患者報告数の多かった疾病は、1)インフルエンザ 2)A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 3)咽頭結膜熱・感染性胃腸炎でした。
インフルエンザの定点当たり患者報告数は20.21人と前週(25.28人)から減少しましたが、例年よりかなり高いレベルで推移しています。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり患者報告数は5.65人と前週(5.11人)から横ばいで、例年よりかなり高いレベルで推移しています。
咽頭結膜熱の定点当たり患者報告数は3.16人と前週(3.16人)から横ばいで、例年よりかなり高いレベルで推移しています。
感染性胃腸炎の定点当たり患者報告数は3.16人と前週(3.49人)から横ばいで、例年並みのレベルで推移しています。
今週のトピックス
“ノロウイルス食中毒警戒情報が発令されました!”について取り上げました。
令和5年11月6日に、神奈川県からノロウイルス食中毒警戒情報が発令されました。川崎市においては、令和5年第44週(10月30日~11月5日)の感染性胃腸炎の定点当たり報告数は3.16人と例年並みですが、通常は11月から増加し、12月から1月にかけてピークを迎えます。
感染性胃腸炎の予防のためには、排便後や調理前、食事前等は、流水と石けんで手を洗うことが大切です。また、冬季の感染性胃腸炎の主な原因となるノロウイルスは、アルコール消毒が有効でないため、患者のおう吐物や便等を処理する際は、必要な濃度の塩素系消毒液を用いて消毒を行いましょう。
お問い合わせ先
川崎市 健康福祉局保健医療政策部感染症対策担当
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