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「今、何の病気が流行しているか!」の情報提供について(令和5年第46週)
2023年11月22日
発表日
令和5年(2023年)11月22日
概要
市内の定点医療機関から提供された感染症の患者発生情報をもとに市民提供情報である「今、何の病気が流行しているか!(令和5年第46週)」を作成しましたのでお知らせします。
報道発表資料
第46週で定点当たり患者報告数の多かった疾病は、1)インフルエンザ 2)A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 3)咽頭結膜熱でした。
インフルエンザの定点当たり患者報告数は15.16人と前週(12.43人)から横ばいで、例年よりかなり高いレベルで推移しています。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり患者報告数は7.03人と前週(5.54人)から増加し、例年よりかなり高いレベルで推移しています。
咽頭結膜熱の定点当たり患者報告数は5.81人と前週(5.41人)から横ばいで、例年よりかなり高いレベルで推移しています。
今週のトピックス
“咽頭結膜熱~過去10年間で最多の報告数!~”について取り上げました。
川崎市における令和5年第46週(11月13日~19日)の咽頭結膜熱の定点当たり患者報告数は5.81人となり、過去10年間で最多の報告数となりました。今年は流行発生警報基準値(定点当たり3.00人)を超えた第43週以降も報告が続き、第45週には大きな増加もみられました。
咽頭結膜熱の原因であるアデノウイルスにはさまざまな血清型が存在し、型によって呼吸器症状や眼症状、消化器症状等多彩な症状が現れます。多くの場合は自然に治りますが、重症肺炎を起こしやすい型もあり、全身性の感染症に進展する場合もあります。咳が激しい場合や、吐き気や頭痛が強い場合等は、早めに医療機関への受診を御検討ください。
お問い合わせ先
川崎市 健康福祉局保健医療政策部感染症対策担当
〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地
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