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「今、何の病気が流行しているか!」の情報提供について(令和5年第48週)
2023年12月6日
発表日
令和5年(2023年)12月6日
概要
市内の定点医療機関から提供された感染症の患者発生情報をもとに市民提供情報である「今、何の病気が流行しているか!(令和5年第48週)」を作成しましたのでお知らせします。
報道発表資料
第48週で定点当たり患者報告数の多かった疾病は、1)インフルエンザ 2)A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 3)咽頭結膜熱でした。
インフルエンザの定点当たり患者報告数は17.34人と前週(21.98人)から横ばいで、例年よりかなり高いレベルで推移しています。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり患者報告数は4.89人と前週(6.76人)から減少しましたが、例年より高いレベルで推移しています。
咽頭結膜熱の定点当たり患者報告数は4.73人と前週(5.24人)から横ばいで、例年よりかなり高いレベルで推移しています。
今週のトピックス
“小児の呼吸器感染症の流行状況に御注意ください!”について取り上げました。
今年は、川崎市におけるさまざまな小児の呼吸器感染症の報告数が増加しています。インフルエンザやA群溶血性レンサ球菌咽頭炎、咽頭結膜熱は9月中旬から急激に報告数が増えており、インフルエンザの令和5年第48週(11月27日~12月3日)の定点当たり報告数は17.34人と、先週からやや減少したものの報告数の多い状況が続いています。また、現在は、新型コロナウイルス感染症も定点当たり2.10人と3週連続で増加しており、リアルタイムサーベイランスにおいても、11月下旬以降報告数の増加が続いています。
小児の呼吸器感染症は、市内だけでなく、国内及び海外においても報告数の増加がみられています。比較的身近な感染症であっても、免疫が不十分な乳児や基礎疾患を有する小児等では重症化することもありますので、周囲の流行状況には十分に御注意ください。
お問い合わせ先
川崎市 健康福祉局保健医療政策部感染症対策担当
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