全数把握対象疾患 報告数

• ・結核の報告が5件ありました。
• ・腸管出血性大腸菌感染症の報告が1件ありました。
• ・E型肝炎の報告が1件ありました。
• ・急性脳炎の報告が1件ありました。
• ・侵襲性肺炎球菌感染症の報告が1件ありました。
• ・梅毒の報告が11件ありました。

定点把握対象疾患 定点当たり報告数

＜COVID-19＞
定点当たり報告数は22.46と前週比6.2%増、11週連続で増加しており全国と同様の傾向にあります。前週比年齢群別報告数は、10歳代が36.7%と1番大きく増加しました。保健所別では潮来、土浦保健所を除く8保健所管内で前週から報告数が増加しており、今後さらに感染が拡大する可能性が考えられることから引き続き注意が必要です。

＜A群溶血性レンサ球菌咽頭炎＞
定点当たり報告数は7.03と前週の値（4.95）から増加しました。潮来保健所管内（27.63）と古河保健所管内（9.67）で警報レベル(8.0)を上回る報告がありました。引き続き過去5年間の同週の平均＋2SDの値を大きく上回っており*、今後の動向を注視する必要があります。
 

*「過去5年間の平均＋2SD（SD：標準偏差）」は、流行の目安を示す指標の一つであり、この値を超えると過去5年間の同じ週と比較してかなり多い値であることを示します。