全数把握対象疾患 報告数

• ・結核の報告が13件ありました。
• ・A型肝炎の報告が1件ありました。
• ・侵襲性インフルエンザ菌感染症の報告が1件ありました。
• ・侵襲性肺炎球菌感染症の報告が1件ありました。
• ・梅毒の報告が5件ありました。

定点把握対象疾患 定点当たり報告数

＜インフルエンザ＞
定点当たり報告数は13.64と3週続けて減少しました。10歳区切りでみた年齢群別報告数は、おおむね減少の傾向にありますが、10歳代では2週続けて増加しています。また、全国の報告数は4週続けて増加していることから、今後もその動向には注目する必要があります。

＜COVID-19＞
定点当たり報告数は19.70と12週ぶりに前週の値から減少しました。10歳区切りでみた年齢群別報告数は、おおむね前週から減少していますが、60歳代で6.5%、80歳以上で20.3%増加しています。

＜A群溶血性レンサ球菌咽頭炎＞
定点当たり報告数は6.35と前週の値（7.03）から減少しましたが、全国同様に過去5年間の同週の平均＋2SDの値を上回る状況が続いており*、引き続き注意が必要です。

*「過去5年間の平均＋2SD（SD：標準偏差）」は、流行の目安を示す指標の一つであり、この値を超えると過去5年間の同じ週と比較してかなり多い値であることを示します。