◆マダニ(ダニ媒介感染症)にご注意ください(2024年4月15日)

【感染症エクスプレス@厚労省】Vol.510 (2024年4月15日)

重症熱性血小板減少症候群(SFTS)や日本紅斑熱、ツツガムシ病をはじめとするダニ媒介感染症を予防するためには、マダニに刺されないようにすることが大切です。
   マダニの活動が盛んな春から秋にかけては、農作業やレジャーなどで森林や草むら、ヤブなどに入る場合には注意しましょう。長袖・長ズボン(シャツの裾はズボンの中に、ズボンの裾は靴下や長靴の中に入れる、または登山用スパッツを着用する)、足を完全に覆う靴(サンダル等は避ける)、帽子、手袋を着用し、首にタオルを巻く等、肌の露出を少なくしましょう。
   感染症法に基づく届出対象のダニ媒介感染症の患者を医師が診断した場合には、直ちに届出が必要となりますので、医療従事者の皆さまにおかれましては、引き続きご協力お願いします。
   また、本年3月には、本邦で初めてとなるSFTSウイルスのヒト-ヒト感染(患者から医療従事者への感染)事例が報告されたことから、SFTS患者の診療の際には、感染予防策の徹底についてよろしくお願いします。

 ・厚生労働省:サイト内リンク ダニ媒介感染症

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公開日:2024年04月16日

カテゴリー: 感染症