全数把握対象疾患 報告数

• ・結核の報告が5件ありました。
• ・腸管出血性大腸菌感染症の報告が1件ありました。
• ・E型肝炎の報告が2件ありました。
• ・レジオネラ症の報告が1件ありました。
• ・アメーバ赤痢の報告が1件ありました。
• ・急性脳炎の報告が1件ありました。
• ・梅毒の報告が1件ありました。
• ・薬剤耐性アシネトバクター感染症の報告が1件ありました。

＜RSウイルス感染症＞
県内の定点当たり報告数は、0.77と前週の値（0.84）から減少しましたが、ゴールデンウィーク期間中の医療機関の休診が影響していることが考えられます。そのため、今後また増加に転ずる可能性も考えられ、その動向には注目していく必要があります。

＜A群溶血性レンサ球菌咽頭炎＞
定点当たり報告数は、4.07と前週の値（6.61 ）から減少しましたが、潮来保健所管内では10.38 、つくば保健所管内では 8.56 と定点当たり報告数が警報レベル（8.00）を上回る報告数となっています。県内では、継続して過去5年間の同週の平均＋2SDの値を上回る状況が続いており*、引き続きその動向に注意が必要です。

^*「過去5年間の平均＋2SD（SD：標準偏差）」は、流行の目安を示す指標の一つであり、この値を超えると過去5年間の同じ週と比較してかなり多い値であることを示します。