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発表日:
【報道発表資料】 「今、何の病気が流行しているか!」の情報提供について(令和6年第19週)
市内の定点医療機関から提供された感染症の患者発生情報をもとに市民提供情報である「今、何の病気が流行しているか!(令和6年第19週)」を作成しましたのでお知らせします。
報道発表資料
第19週で定点当たり患者報告数の多かった疾病は、1)A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 2)感染性胃腸炎 3)流行性角結膜炎でした。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり患者報告数は2.95人と前週(2.74人)から横ばいで、例年より高いレベルで推移しています。
感染性胃腸炎の定点当たり患者報告数は2.62人と前週(2.12人)から横ばいで、例年並みのレベルで推移しています。
流行性角結膜炎の定点当たり患者報告数は2.11人と前週(0.25人)から横ばいで、例年よりかなり高いレベルで推移しています。
今週のトピックス
“手足口病の報告数が徐々に増加しています!”について取り上げました。
手足口病はエンテロウイルスやコクサッキーウイルス等、複数のウイルスを原因とする感染症で、例年初夏に報告数が増加し、夏季にピークを迎えます。川崎市における定点当たり報告数は、令和6年第19週(5月6日~12日)に0.32人と、第17週(4月22日~28日)以降やや増加しており、今後更に増加する可能性もあります。
手足口病は、手のひらや足の裏、口腔内等に水疱性の発しんが現れますが、ほとんどの場合は数日で軽快します。しかし、原因ウイルスの種類によっては重症化し、髄膜炎や脳炎等の合併症を引き起こすこともあります。
手足口病は飛沫感染や接触感染により感染し、原因ウイルスは症状改善後も1か月程度は便から排泄されるといわれています。感染予防のためにも、これからの季節は日頃から手洗いを徹底することが重要です。
資料に関するお問い合わせ先
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