【報道発表資料】 「今、何の病気が流行しているか!」の情報提供について(令和6年第20週)(令和6年5月22日)-川崎市

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発表日:

【報道発表資料】 「今、何の病気が流行しているか!」の情報提供について(令和6年第20週)

 市内の定点医療機関から提供された感染症の患者発生情報をもとに市民提供情報である「今、何の病気が流行しているか!(令和6年第20週)」を作成しましたのでお知らせします。

報道発表資料

 第20週で定点当たり患者報告数の多かった疾病は、1)A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 2)感染性胃腸炎 3)新型コロナウイルス感染症でした。
 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり患者報告数は4.51人と前週(2.95人)から増加し、例年よりかなり高いレベルで推移しています。
 感染性胃腸炎の定点当たり患者報告数は3.89人と前週(2.62人)から増加し、例年並みのレベルで推移しています。
 新型コロナウイルス感染症の定点当たり患者報告数は3.41人と前週(1.70人)から増加しました。

今週のトピックス
“知っていますか?~百日咳~”について取り上げました。
百日咳は、特有のけいれん性の咳発作等が現れる細菌感染症です。かぜ症状で発症し、徐々に咳が強くなり、短い咳が連続的に起こるようになります。激しい咳は2~3週間で消失しますが、その後も発作性の咳がみられ、回復にはさらに2週間程度必要です。成人は軽症の場合が多く、百日咳と認識されないまま、親や兄弟等が感染源となることがあります。特に免疫のない乳幼児は、呼吸停止等の重篤な症状を起こし死亡する場合もあるため、予防が重要です。
百日咳の予防にはワクチン接種が有効ですので、定期予防接種のスケジュールを確認し、対象期間内に百日咳含有ワクチンを接種しましょう。

資料に関するお問い合わせ先

川崎市 健康福祉局保健医療政策部感染症対策担当
〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地
電話:044-200-2441
ファクス:044-200-3928
メールアドレス:40kansen@city.kawasaki.jp

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