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発表日:
【報道発表資料】 「今、何の病気が流行しているか!」の情報提供について(令和6年第23週)
市内の定点医療機関から提供された感染症の患者発生情報をもとに市民提供情報である「今、何の病気が流行しているか!(令和6年第23週)」を作成しましたのでお知らせします。
報道発表資料
第23週で定点当たり患者報告数の多かった疾病は、1)新型コロナウイルス感染症 2)感染性胃腸炎 3)A群溶血性レンサ球菌咽頭炎でした。
新型コロナウイルス感染症の定点当たり患者報告数は4.72人と前週(3.28人)から増加しました。
感染性胃腸炎の定点当たり患者報告数は4.47人と前週(4.78人)から横ばいで、例年並みのレベルで推移しています。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり患者報告数は4.33人と前週(5.56人)から横ばいで、例年よりかなり高いレベルで推移しています。
今週のトピックス
“手足口病の地域的な流行がみられています!”について取り上げました。
川崎市における令和6年第23週(6月3日~9日)の手足口病の患者報告数は定点当たり2.42人と、4週連続で増加しました。区別では、幸区が6.25人と流行発生警報基準値(定点当たり5.00人)を超えています。
手足口病は手や足、口等に水疱性の発しんが現れる疾患で、基本的に予後は良好ですが、髄膜炎等を合併することもあります。また、症状消失後一時的に手足の爪が剥がれてしまう場合もありますが、自然に治るとされています。
主な感染経路は飛沫感染や接触感染ですので、日頃からの手洗いやタオルの共用を避ける等の予防対策が重要です。なお、症状改善後も1か月程度はウイルスが便から排泄されるといわれていますので、症状が消失した後も排泄物等の処理の際は気をつけましょう。
資料に関するお問い合わせ先
川崎市 健康福祉局保健医療政策部感染症対策担当
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