新型コロナウイルス感染症の報告数が増加していますを掲載しました。(20224年8月7日)-茨城県

参照元URL:https://www.pref.ibaraki.jp/hokenfukushi/eiken/kikaku/kikaku/covid-19.html

更新日:2024年8月7日

新型コロナウイルス感染症の報告数が増加しています

新型コロナウイルス感染症は、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)による急性呼吸器感染症です。

夏休みの期間中は、人の移動や人が集まる機会が増え、今後も感染者が増加することが見込まれます。

新型コロナウイルス感染症の発生状況

新型コロナウイルス感染症の定点当たり報告数は、茨城県、全国ともに増加傾向が続いています。茨城県内における2024年第30週の新型コロナウイルス感染症の定点当たり報告数は、14.80(速報値)となり、12週連続で増加しました。昨年は、8月下旬に感染のピークがみられており、今後も感染が拡大する可能性があるため注意が必要です。

covid-19_茨城県全国(2023年第19週~2024年第30週)

茨城県の第26週から第30週の年齢区分別報告数をみると、ほぼすべての年齢群で増加傾向となっています。

covid-19_茨城県年齢群別(2024年第26週~第30週)

新型コロナウイルス感染症とは

  • 感染経路
    主な感染経路は、空中に浮遊するウイルスを含むエアロゾルを吸い込むこと(エアロゾル感染)、ウイルスを含む飛沫が口、鼻、目などの露出した粘膜に付着すること(飛沫感染)、ウイルスを含む飛沫を直接触ったか、ウイルスが付着したものの表面を触った手指で露出した粘膜を触ること(接触感染)です。
     
  • 症状
    主な症状は、発熱、咳、全身倦怠感などの感冒様症状です。頭痛、下痢、結膜炎、嗅覚障害、味覚障害などを呈することもあります。高齢の方や基礎疾患がある方は重症化するリスクが高いとされているため、注意が必要です。

感染対策

新型コロナウイルス感染症の感染予防には、「手洗い・手指消毒」、「換気」、「マスクの着用を含めた咳エチケット」などの基本的な感染対策が有効です。

夏休みやお盆に、帰省等で高齢の方と会う場合や大人数で集まる場合は、感染予防を心がけ体調を整えるようにしましょう。

夏の感染対策
出典:新型コロナウイルス感染症について(厚生労働省ホームページ)

  • 手洗い・手指消毒
    手指についたウイルスは水で洗い流すことでかなり数を減らすことができるため、石けんと流水による手洗いをおこないましょう。また、手洗いがすぐにできない場合は、アルコール消毒液も有効です。
     
  • 換気
    新型コロナウイルス対策には、換気が有効です。夏場でエアコンを使用することも増えますが、定期的に換気をおこなうことも重要です。
     
  • マスクの着用
    新型コロナウイルス感染症対策としてのマスク着用は、個人の判断が基本となっています。ただし、感染防止策としてのマスクの着用が効果的な場面や、症状がある場合は、マスクの着用が推奨されます。

    <マスクの着用が効果的な場面>
    ・医療機関受診時
    ・高齢者など重症化リスクが高い方が多く入院、生活する医療機関や高齢者施設などへの訪問時

このページに関するお問い合わせ

保健医療部衛生研究所企画情報部
〒310-0852 茨城県水戸市笠原町993-2
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FAX番号:029-243-9550

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