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発表日:2024年8月21日
【報道発表資料】 「今、何の病気が流行しているか!」の情報提供について(令和6年第33週)
市内の定点医療機関から提供された感染症の患者発生情報をもとに市民提供情報である「今、何の病気が流行しているか!(令和6年第33週)」を作成しましたのでお知らせします。
報道発表資料
第33週で定点当たり患者報告数の多かった疾病は、1)新型コロナウイルス感染症 2)手足口病 3)A群溶血性レンサ球菌咽頭炎でした。
新型コロナウイルス感染症の定点当たり患者報告数は5.68人と前週(7.49人)から減少しました。
手足口病の定点当たり患者報告数は5.50人と前週(6.78人)から横ばいで、例年より高いレベルで推移しています。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり患者報告数は2.18人と前週(2.50人)から減少しましたが、例年よりかなり高いレベルで推移しています。
今週のトピックス
“腸管出血性大腸菌感染症の報告数が急増しました!”について取り上げました。
腸管出血性大腸菌感染症は腹痛や下痢、血便等の消化器症状を引き起こす感染症で、特に夏場は食中毒の原因にもなります。川崎市における令和6年の報告数は、週0〜2件と例年と比べてやや低いレベルで推移していましたが、第33週(8月12日~18日)は5件の報告があり、急激に増加しました。
腸管出血性大腸菌は牛等の家畜の腸管内に常在するため、肉類は菌に汚染されている可能性があります。感染を防ぐためには、食材を十分に加熱(中心部の温度75℃で1分間以上)し、生肉や加熱不十分な肉類の喫食を避けることが重要です。また、腸管出血性大腸菌は、汚染された人の手や調理器具等を介して感染することもあります。食品を取り扱う際は、手洗いや調理器具の洗浄等、食中毒予防の3原則(つけない・増やさない・やっつける)を徹底しましょう。
資料に関するお問い合わせ先
川崎市 健康福祉局保健医療政策部感染症対策担当
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