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【報道発表資料】 「今、何の病気が流行しているか!」の情報提供について(令和6年第34週)
発表日:2024年8月28日
市内の定点医療機関から提供された感染症の患者発生情報をもとに市民提供情報である「今、何の病気が流行しているか!(令和6年第34週)」を作成しましたのでお知らせします。
報道発表資料
第34週で定点当たり患者報告数の多かった疾病は、1)新型コロナウイルス感染症 2)手足口病 3)感染性胃腸炎でした。
新型コロナウイルス感染症の定点当たり患者報告数は4.83人と前週(5.62人)から横ばいでした。
手足口病の定点当たり患者報告数は4.08人と前週(5.50人)から減少し、例年並みのレベルで推移しています。
感染性胃腸炎の定点当たり患者報告数は2.25人と前週(1.36人)から横ばいで、例年並みのレベルで推移しています。
今週のトピックス
“今、気をつけたい感染症~マイコプラズマ肺炎~”について取り上げました。
マイコプラズマ肺炎は、かつては数年周期で大きな流行がみられていましたが、川崎市では平成27年の流行を最後に患者報告数は減少し、近年では新型コロナウイルス感染症の流行による影響を受けて、報告はほとんどみられなくなりました。しかし、令和6年に入り再び報告数が増加しています。
マイコプラズマ肺炎の主な症状は、発熱やだるさ、頭痛、乾いた咳であり、熱が下がった後も咳が3~4週間程度続くのが特徴です。多くは軽症のまま回復しますが、肺炎を合併し入院が必要となることもあります。飛沫及び接触により感染するため、特に家庭内や集団施設内では感染のリスクが高いといわれています。咳等の症状がある場合は、マスクの着用や咳エチケット等の予防対策の徹底を心がけましょう。
資料に関するお問い合わせ先
川崎市 健康福祉局保健医療政策部感染症対策担当
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