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発表日:2024年10月30日
【報道発表資料】 「今、何の病気が流行しているか!」の情報提供について(令和6年第43週)
市内の定点医療機関から提供された感染症の患者発生情報をもとに市民提供情報である「今、何の病気が流行しているか!(令和6年第43週)」を作成しましたのでお知らせします。
報道発表資料
第43週で定点当たり患者報告数の多かった疾病は、1)手足口病 2)伝染性紅斑 3)A群溶血性レンサ球菌咽頭炎でした。
手足口病の定点当たり患者報告数は9.51人と前週(11.84人)から減少しましたが、例年よりかなり高いレベルで推移しています。
伝染性紅斑の定点当たり患者報告数は2.22人と前週(2.81人)から横ばいで、例年よりかなり高いレベルで推移しています。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり患者報告数は1.86人と前週(1.59人)から横ばいで、例年並みのレベルで推移しています。
今週のトピックス
“小児の感染が増えています!~マイコプラズマ肺炎~”について取り上げました。
マイコプラズマ肺炎は、肺炎マイコプラズマを病原体とする細菌感染症で、発熱やだるさ、頭痛、乾いた咳等の症状がみられます。熱が下がった後も咳が数週間程度続き、肺炎を合併して入院が必要となることもあります。
マイコプラズマ肺炎の患者は約8割が14歳以下とされており、家庭内に加え、保育園や小学校等の集団施設においても、飛沫や接触により感染が広がることがあります。令和2年以降は新型コロナウイルス感染症の流行による影響を受けて、集団施設での報告はほとんどみられていませんでしたが、令和6年は6月以降報告数が大きく増加し、10月中旬には学級閉鎖もみられました。手洗いやタオル等の共用を避ける、咳エチケット等の対策が有効ですので、可能な限り予防対策の徹底を心がけましょう。
資料に関するお問い合わせ先
川崎市 健康福祉局保健医療政策部感染症対策担当
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