「今、何の病気が流行しているか!」の情報提供について(令和6年第44週)(2024年11月7日)-川崎市

参照元URL:https://www.city.kawasaki.jp/templates/prs/350/0000170892.html

発表日:

【報道発表資料】 「今、何の病気が流行しているか!」の情報提供について(令和6年第44週)

 市内の定点医療機関から提供された感染症の患者発生情報をもとに市民提供情報である「今、何の病気が流行しているか!(令和6年第44週)」を作成しましたのでお知らせします。

報道発表資料

 第44週で定点当たり患者報告数の多かった疾病は、1)手足口病 2)伝染性紅斑 3)A群溶血性レンサ球菌咽頭炎でした。
 手足口病の定点当たり患者報告数は8.70人と前週(9.51人)から横ばいで、例年よりかなり高いレベルで推移しています。
 伝染性紅斑の定点当たり患者報告数は2.35人と前週(2.22人)から横ばいで、例年よりかなり高いレベルで推移しています。
 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり患者報告数は2.30人と前週(1.86人)から増加し、例年並みのレベルで推移しています。

今週のトピックス
“知っていますか?~ボツリヌス症~”について取り上げました。
 令和6年第44週(10月28日~11月3日)に川崎市内でボツリヌス症の報告が1件ありました。全国的にボツリヌス症の報告は稀で、年間数件しかみられません。市内でも令和3年以来3年ぶりの発生となりました。
 ボツリヌス症は、ボツリヌス菌等が産生する毒素により麻痺を引き起こす疾患で、成人では主に毒素に汚染された食品の喫食により感染します(食餌性ボツリヌス症)。過去には真空パック詰食品を原因とする事例もあり、パックが膨らんでいたり、開封時に変なにおいがする場合は食べないことが重要です。
 また、1歳未満の乳児ではハチミツの摂取を原因とする乳児ボツリヌス症がよく知られているので、乳児にハチミツ及びハチミツを含む食品を食べさせないようにしましょう。

資料に関するお問い合わせ先

川崎市 健康福祉局保健医療政策部感染症対策担当
〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地
電話:044-200-2441
ファクス:044-200-3928
メールアドレス:40kansen@city.kawasaki.jp

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