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発表日:
【報道発表資料】 「今、何の病気が流行しているか!」の情報提供について(令和6年第46週)
市内の定点医療機関から提供された感染症の患者発生情報をもとに市民提供情報である「今、何の病気が流行しているか!(令和6年第46週)」を作成しましたのでお知らせします。
報道発表資料
第46週で定点当たり患者報告数の多かった疾病は、1)手足口病 2)伝染性紅斑 3)感染性胃腸炎でした。
手足口病の定点当たり患者報告数は4.54人と前週(6.19人)から横ばいで、例年よりかなり高いレベルで推移しています。
伝染性紅斑の定点当たり患者報告数は3.30人と前週(1.97人)から増加し、例年よりかなり高いレベルで推移しています。
感染性胃腸炎の定点当たり患者報告数は2.86人と前週(2.19人)から増加し、例年並みのレベルで推移しています。
今週のトピックス
“腸管出血性大腸菌感染症にも御注意を!”について取り上げました。
腸管出血性大腸菌感染症は、強い毒素を産生する大腸菌を原因とする感染症です。主に夏季に流行しますが、今年は10月以降も報告が続いています。
腸管出血性大腸菌は牛等が腸管内に保菌しているため、肉類の喫食には注意が必要です。感染を防ぐためには、食材を十分に加熱(中心部の温度75℃で1分間以上)し、生肉や加熱不十分な肉類の喫食は避けましょう。
また、国立感染症研究所が発行しているIDWR*によると、韓国で喫食したユッケや生レバーが原因と推定される事例が増加しているとのことです。生食用牛肉の提供の法規制は国や地域により異なりますが、生肉の摂取が感染リスクとなることは変わりません。渡航先でも肉類は十分に加熱してから食べることが重要です。
* 感染症発生動向調査週報
資料に関するお問い合わせ先
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