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2024年11月20日
都市整備局, 福生市
横田飛行場におけるPFOS等を含む水の漏出等について(要請)
横田基地に関する東京都と周辺市町連絡協議会は、北関東防衛局から令和6年10月3日に連絡のあった横田飛行場におけるPFOS等を含む水の漏出について、国に対して、10月4日の要請に引き続き、同月17日及び30日に、国の責任において周辺環境への影響や米軍の取組を確認することなどを要請しました。
これを受け、国からは、11月19日に、横田飛行場の南西部にある排水口付近において採取した水の水質検査の結果、PFOS及びPFOAの合計値が暫定指針値を下回っていたことが示されました。また、横田飛行場においては、PFOS等を含む旧式の泡消火薬剤の廃棄を本年5月末までに完了しており、置き換えられた新式組成の泡消火薬剤については、原料にPFOS、PFOA及びPFHxSのいずれも含まれていない旨、米側から説明を受けたとの追加情報が提供されました。
しかしながら、漏出から2か月以上が経過しているにも関わらず、基地内における漏出の状況や流出ルートの詳細、貯水池に溜まっている水の現在の状況や処分の実施状況、包括的かつ長期的な対応策の具体的内容などは示されていません。
PFOS等については、多くの都民が、健康への影響などについて不安を抱いており、早急に払しょくする必要があります。そのためには、国の責任により、環境への影響や再発防止策の実施等を含めた米軍の取組状況を確認するとともに、国と米軍が連携して、東京都及び基地周辺自治体に、詳細かつ、わかりやすく伝えることが必要です。
また、過去の泡消火薬剤の漏出については、令和5年12月9日以降新たな情報提供がなく、こうしたことは基地周辺住民の不信を招くものであり、極めて遺憾です。
ついては、国の責任において、貯水池の水が漏出した状況、貯水池の現況や水質、公共用水域等の環境への影響、再発防止対策等の詳細な情報について確認するとともに、東京都及び基地周辺自治体に現地で直接説明するよう、米軍に要請すること等を要請しましたので、お知らせします。
記
1 要請日
令和6年11月20日(水曜日)
2 要請先
在日米軍横田基地第374空輸航空団司令官 リチャード F.マックエルハニー大佐
防衛大臣 中谷元
北関東防衛局長 森浩久
3 要請者
横田基地に関する東京都と周辺市町連絡協議会
(会長:東京都知事、副会長:福生市長)
4 要請内容
別紙のとおり
5 要請方法
郵送
問い合わせ先 都市整備局基地対策部基地対策担当 電話 03-5000-6127 |